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魅せます!鶴見のものづくり企業【3】 最新の技術で熱を提供 駒岡 (株)丸屋神奈川製作所

掲載号:2021年2月11日号

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 京浜工業地帯の中核である鶴見のものづくりに関わる企業の魅力を掘り起こすコーナー。今回は、駒岡の(株)丸屋神奈川製作所を取材した。

様々な”熱”を提供

 工業用ヒーターの製造・販売を行う同社。取引先である製造会社などでは、製品の製造過程において、多くの熱を使用する。その熱のニーズを聞きながら、ヒーターを設計。大量の食品を一度に温めるためだったり、道路に積もった雪を溶かすためだったりと、用途は様々だ。

 社員は16人と少数精鋭。取引先の名前は、大手企業など100社以上が並ぶ。

辿り着いた多品種少量

 「一品料理が得意」と2代目の山本公彦社長。同社は一社ごとにオリジナルのヒーターを提供し、多品種少量で提案する。「もちろん、大量に同じものを生産すれば効率は良い。しかし、今はそういう時代ではない。お客さんごとに必要な熱の温度も違えば、ものの大きさも違う。そのニーズにあわせている」。

 前身は東京にあったヒーターメーカーの丸屋製作所。1964年、鶴見区を拠点とし、京浜工業地帯の大手企業向けにヒーターの供給を始め、後に工場も併設し、社名を丸屋神奈川製作所と定めた。

 創業から70年初頭までは造船所向けのヒーターを主力としており、売り上げも40%以上を占めていた。しかし、72年頃からの造船不景気をきっかけに、客先の業種を転換。一つの業種に偏らせず、分散させた。バブル崩壊後からは多品種少量へ舵を切り、現在にいたっている。

少数精鋭で同じ目標へ

 熱源は工場などの中で重要な部分を占めていることが多いため、熱源がないと回らないということも多々。そのため、取引先から緊急の要望があった際などにもすぐ対応できるようスピード感を重視している。「この規模だから小回りが効く」と山本社長。

 息子の圭一さんは、3代目として修業を積む。山本社長は「若い社員が自由に意見交換し、同じ目標へ向かっていく、そんな会社であってほしい」と未来を見据える。

 ニーズをくみ取り、企業に必要な”熱”を提供するために、今日も邁進する。
 

山本圭一常務取締役が紹介するタンク型のヒーター(上)と、同社製品の一部
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