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やよいヶ丘幼稚園 70歳祝いで式典 卒園児4千人 地域とともに 

教育

掲載号:2021年3月4日号

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お祝いを述べる原園長(上)と1958年に建てられた木造校舎
お祝いを述べる原園長(上)と1958年に建てられた木造校舎

 やよいヶ丘幼稚園(原誠一園長)=馬場=の創立70周年を祝い、2月24日、記念の式典が同園で行われた。コロナ禍で縮小となったものの、正装した年長園児らが集まり、園歌を歌うなどして70周年を祝った。

 やよいヶ丘幼稚園は1952年4月、やよいヶ丘保育園として誕生した。区内幼稚園の中でも歴史の長さは5番以内。これまで約4400人の園児を輩出している。

 式典は地域住民や関係者などを招き、盛大に行う予定だったが、コロナ禍で縮小。年長園児らを集め、園歌を合唱するなどして祝う形とした。関係者には記念品を贈るなどして対応した。

 原園長は、「70年という長い年月、辛いことも楽しいことも沢山あった。これまでここで学び育っていった子どもたちのように、皆も立派な人になってほしい」と園児らに呼びかけた。

自宅を教室に

 同園は園長の母親ミネさんが創設した。戦後の貧困で教育の低下が深刻化したことを憂い、事業に尽力。農家だった自宅を教室にして始まった。1958年には木造園舎を新築し、神奈川県公認の私立幼稚園となった。

 ベビーブームで園児数が増え、1976年には東寺尾に分園を設立。しかし、10年も経たないうちに、少子化が急激に進み、分園は廃止となった。一度は存続の危機に陥ったが、法人化を進め、融資を受けながら、木造園舎を建て替え、鉄骨造りの新園舎を建築するなどして、存続に尽力した。

 2021年には働く保護者のため、区内で3例目の「預かり保育」実施園になるなど、ニーズに合わせた幼児教育を提供し続けてきた。

 原園長は、「これまで関わってくださった大勢の皆様に感謝したい。卒園児の恩情を胸に一層努力していきたい」と力強く語った。

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