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みどりのルート1をつくる会 緑化活動で大臣賞 “沿道里山”実現へ尽力 

コミュニティ社会

掲載号:2021年6月10日号

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地域住民も協力するクリーンアップ活動 
地域住民も協力するクリーンアップ活動 

 国道1号線の沿道約1Kmの緑化活動を行う(一社)鶴見みどりのルート1をつくる会(高田房枝代表)がこのほど、「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」を受賞した。近隣店舗や学校等、立場の異なる組織や個人が協力しながら、一体感のあるみどりの景観を形成したことが評価された。

 国土交通省では、まちづくりについて広く住民の理解と協力を得ることを目的に1983年から毎年6月を「まちづくり月間」と定めている。

 同賞は、その一環として魅力あるまちづくりに功績のあった個人または団体を表彰するもの。

 今年度は、全国から23団体が選出。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式は中止となった。

一枚の写真から

 発起人である高田さんの活動のきっかけとなったのが、自宅で見つけた一枚の写真だった。1号線建設前の1937年、北寺尾交差点付近の自宅を撮影したもの。豊かな里山の風景に魅了され、「この緑を取り戻したい」と強く思った。

 2012年から街歩きやアンケート調査を実施。地道に近隣事業者などにも呼びかけ、いまでは木曽路鶴見寺尾店やライフ鶴見店、聖ヨゼフ学園など、30近くの団体や企業が協力。地域住民らも活動を手伝う。

 横浜市の助成も受けながら、レストランの店舗前など公共性と景観を工夫したスペースに植栽を創出。これまでに3千を超える樹木を植え、地区内15カ所で緑化整備が進められてきた。

緑化後の維持管理

 緑化後の維持管理にも重きを置き、クリーンアップと題した清掃活動を実施。初めは年3回を予定していたが、協力したいと申し出た地域住民から「回数を増やしてみては」との声もあり、今では毎月開催している。

 さらに、緑と親しんでもらいたいと、会員の園芸会社が工事などで伐採した木の枝に、サンタクロースの絵を描く枝サンタイベントを開催。昨年はコロナ禍でイベントという形ではなく、各自で枝を持ち帰り自由にデザインするなど工夫しながら実施した。

 高田さんは「受賞は皆さんの協力のおかげ。気が付けば10年近く、夢中で走ってきた」と振り返り、「鶴見から活動が広まっていけば嬉しい。今後は、アートなど、緑に興味のない人にも関心をもってもらえるような違う入口からもアプローチしてみたい」と未来について語った。

緑化された1号線沿道
緑化された1号線沿道

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