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魅せます!鶴見のものづくり企業【6】 97年目のベンチャー企業 鶴見中央 旭平硝子加工(株) (株)ディー・アール・エス

掲載号:2021年8月19日号

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 住宅や車の窓以外にも、スマートフォンやテレビのディスプレイなど、様々なところに使われるガラス。

 同社の主力事業は世界最大手AGC(株)(旧旭硝子)の協力会社として、建築ガラスやカーナビ・インパネ等の表面の車載カバーガラスの製造。もう一つが、自社製品として各種ガラス搬送ケースの設計・製作、そして洗浄だ。ガラスの搬送には高い安全性と清浄度が必要となり、オーダーメイドのケースが必要になる。その製作から、継続して使用するためのクリーンルームでの洗浄なども請け負っている。

チャレンジを止めない

 同社は1924年、平林板硝子店として鶴見に創業。59年には旭硝子の「旭」と、現高山太治社長の生家の平林の「平」をとって旭平硝子加工(株)に社名変更している。

 高度成長期には、京浜工業地帯の発展とともに、社員が1000名を超す時代もあったが、海外生産・自動化など、環境の変化に対応できず、「事業継続が厳しい状況もあった」と高山社長は振り返る。

 そんな時でも同社は、チャレンジを止めなかった。04年には、新規事業を進める(株)ディー・アール・エスというグループ会社を設立。国内外のあらゆるパートナー企業と協力しながら、タブレット端末などの表面保護、結婚式場のチャペルに使われるガラス、VRでの工場見学事業、現在ではコロナ対策のパーテーションなど、様々な分野に幅を広げてきた。「新しいことはコミュニケーションから生まれる。社員と夢や希望を語り合う場を大切にしている」と高山社長。

 新たな武器を

 これまでは「必要とされるものを提供」してきた同社。これからは、自らニーズにアプローチしていく”戦略的商材”を作っていきたいとする。大手IT企業に勤めた経験のある高山社長は「商材開拓とともに、多くの人財を採用し、IT構築なども活用しながら、新たな武器を作りたい」と力を込める。「培った信頼は大切にしながらも、あらゆることにチャレンジするベンチャー精神のある会社でありたい」。確かな技術と信頼をもとに、挑戦し続ける。

ガラスを運ぶケースの洗浄(上)とオーダーメイドのケース
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