首都圏を中心に最大震度5強を観測した10月7日の地震で、鶴見区内では2011年に発生した東日本大震災以来となる震度5弱を観測した。市の発表では、鶴見区内に人的被害は出ておらず、寺谷二丁目でブロック塀の一部破損、宅地内での漏水の被害が出た。
地震は7日午後10時41分に発生。震源地は千葉県北西部で、横浜市内の最大震度は5弱とされ、鶴見区のほか、神奈川区、中区、港北区、緑区で観測された。区は発生を受け、災害対策本部の警戒体制を確立。防災担当者と総務課長の計5人が情報収集に努めるなど警戒にあたったという。
区防災担当によると、エレベーター停止による閉じ込めなどの事例はあったものの、大きな被害はなし。一方で、JR東海道線が鶴見駅そばで停車した関係で乗客ら1200人が鶴見駅に誘導され滞留。区は区役所1階の区民ホールを一時滞在施設として準備を進めたが、京急線が動いていたことや鶴見駅前に停車中だった車両が滞在場所として開放されたことなどから、区役所への避難はなかったという。
区防災担当は「東日本の時は、鶴見駅に1500人が滞留したと記録があるので、それに近い人数だった」と話した。
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