鶴見警察署はこのほど特殊詐欺を未然に防いだとして横浜信用金庫生麦支店に感謝状を贈った。表彰を受けたのは出川勉支店長と山本高広さん。
12月17日、山本さんは来店した70代女性に対応。300万円を下ろそうとしたが、高齢で高額だったため使い道を聞くと「リフォーム代。工事は始まっていて今日業者がお金を取りに来る」と話した。山本さんは「リフォーム」「お金を取りに来る」という言葉から詐欺を疑い、息子に確認するよう促した。
女性が息子に電話すると「会議だから話せない」と電話が切れたが、すぐに折り返しが来て女性は店外に出ていった。女性が戻ると、山本さんは詐欺の可能性が高いと説得し、取引を止めさせた。同居の旦那に連絡するも、応答しなかったことから警察に連絡。息子に確認したところ、事実でないことが判明し、詐欺を未然に防いだ。
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