鶴見区役所で昨年から定期的に行われているマイナンバーカード申請のサポートブースが盛況となっている。写真も撮影し、その場で申請が可能。11月から5回開設され、170人以上が利用している。新型コロナ急拡大で2月以降は未定というが、1月はあす21日と28日に予定されており、「申請方法がわからない方は活用を」と区は呼びかける。
区役所のサポートブースは、市が設置する新規交付の特設センターが職員を派遣する形で協力。区庁舎1階の区民ホールが開設場所として確保できたことから、派遣を受け入れる形で実施にいたった。区によると、現在、ブースを設置してイベント的に申請をサポートしているのは鶴見区のみという。
50人以上対応可能
マイナンバーカードの申請は、通知カードに同封されていた申請書に必要事項を記入し、地方公共団体情報システム機構に送付。受理後の交付は区役所などで行われる流れだ。
今回のサポートブースでは、申請書記入の手伝い、写真撮影ができるうえ、送付用の封筒も用意。紛失した人向けに申請書もあるので、マイナンバーが記載された通知カードのみ持参すれば、当日その場で申請が可能となっている。
また、通知カードを紛失した場合でも区役所で当日再申請ができるため、「何もない状態でも申請できる」とする。
利用は無料で所要時間は一人15分程度。いずれも午後2時から5時までの3時間開設される。
特定の時間に集中しなければ1日に50人以上は対応可能で、午後4時ごろからの時間帯が比較的空いている状況という。
ナンバー入り住民票きょうから拡大
マイナンバーカードを利用した市導入のサービスとして、「転出届」「住民票」「税証明」などのオンライン申請があり、住民票はきょう20日から、コンビニでマイナンバーの入った書類を取得可能となった。
区は、申請もスマートフォンなどのオンラインが主流になっているとしたうえで、「デジタル機器が苦手な方など、対面が良い方も多い。誰かが教えてくれるなら申請したいという方はぜひ来庁を」と話す。
混雑時は待ち時間発生また希望者多数の場合は受付不可の場合あり。問い合わせは、市マイナンバーカード専用ダイヤル【電話】0120・321・590。
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