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鶴見区版 公開:2022年4月28日 エリアトップへ

鶴見警察署 ツイッターで自衛意識を タイムリーに情報発信

社会

公開:2022年4月28日

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鶴見警察署の公式ツイッターの一部
鶴見警察署の公式ツイッターの一部

 鶴見警察署(片山真署長)がこのほど、ツイッターの公式アカウント(@4339_police)を立ち上げた。事件、事故の速報や防犯啓発を投稿することで区民に自ら身を守る意識を高めてもらうことなどが目的。片山署長は「安心、安全に役立つ情報をタイムリーに届けていく」と話す。

 横浜市内で警察署の公式ツイッター開設は、同署で7署目となる。開設した4月4日からほぼ毎日更新。特殊詐欺発生事例や行方不明者、不審者の手配のほか、災害対策の知識、事故情報など、幅広い情報が発信されている。

 片山署長は、秦野署の署長時代、県下で初めて警察署の公式ツイッターを開設した。鶴見でも今年3月の就任当初から必要性を伝え、早期の開設を実現した。

 片山署長は「鶴見区民は約29万5000人。署員は1人あたり950人を守らなくてはならない。警察の力だけでは限界もある」とし、「できるだけ早く情報を伝えることで、区民に身を守ることを意識してもらいたい」と思いを語る。

 今後は広く情報を伝えるため、フォロワー増加に力を入れるという。

特殊詐欺、県下2位

 鶴見区内では振り込め詐欺など特殊詐欺の被害が深刻だ。生活安全課は「ツイッターでの啓発も活用しながら被害を食い止めたい」と意気込む。

 同署管内の3月末時点の特殊詐欺認知件数は前年比13件増の19件で、県下2位の深刻な被害となっている。被害額も3281万円に上る。

 生活安全課の担当者は「最近は、タンス預金を狙ったオレオレ詐欺などの手口が多い」とし、「ただ詐欺事例を投稿するのではなく、手口を分析しながら、分かりやすく発信していきたい」と工夫を凝らす。

 その他にも、区役所と連携し、防犯対策電話録音機の貸出のほか、公的送付文に特殊詐欺防止の啓発を掲載するなどの取組も行っている。

ツイッターの投稿をする署員
ツイッターの投稿をする署員

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