鶴見区版 掲載号:2022年7月28日号 エリアトップへ

横浜市 不登校児の学習支援 拡充 オンライン教材を活用

教育

掲載号:2022年7月28日号

  • LINE
  • hatena
「デキタス」の画面
「デキタス」の画面

 横浜市は、市立小中学校の不登校児童生徒を対象に、オンラインでの学習支援を行っている。取り組みを始めた2021年度の160から今年度は300にアカウント数を倍増させる予算を確保するなど、「学びの保障」を進めている。

 昨年度からスタートしたこの「アットホームスタディ事業」。不登校傾向にある児童生徒が、民間企業開発の小学1から中学3年生の主要5科目を学べるオンライン学習教材「デキタス」に自宅パソコンなどからアクセスし、自主学習できる。学校が必要と判断した場合にアカウントが発行されるため、利用する子どもの理解度を教諭が確認できるのが特徴だ。

 初年度の利用者66人に対し、今年度は7月時点で同数に並んでいる。活用する小学生の一人は「自分のペースで勉強ができる」と語り、中学校の教諭は「生徒は学習をさかのぼれ、学校は生徒の進捗(しんちょく)がわかる」と話す。市担当者は「開始2年で周知が進むことを予測し、アカウント数を増やした。自発的に勉強したいと思ったときに使ってほしい」とする。

「長期欠席」約6千人

 市によると2020年度、「長期欠席」する児童生徒は約6千人。そのうち1日も登校できない子どもが約100人程度いるという。市では対応策として、在籍級には入れないものの、別室であれば登校できる人を対象に支援する「校内ハートフル事業」、ひきこもりがちな人に対して心理学を学ぶ学生らを派遣する「ハートフルフレンド家庭訪問」などを実施。今事業の「アットホーム」はその中でも、特に「対面」を苦手とする人に向けた学習支援策だ。

 市の取り組みについて、横浜市、神奈川県で教諭を務め、現在は戸塚区で不登校生の学習支援を行う「おっちー塾」の落合嘉弘さんは「対人を不得手とする子どもへの効果的なアプローチは難しいのが実情。市が工夫をしながら対策を取っているのは評価できる」とする。

 市担当者は「こうした事業により、先生たちの指導ツールを増やしていければ」と語る。

鶴見区版のトップニュース最新6

児童が「下小音頭」を制作

下末吉小学校

児童が「下小音頭」を制作 教育

地域と繋がり復活目指し

8月11日号

女子中学生の継続後押し

横浜サッカー協会

女子中学生の継続後押し スポーツ

リーグ2年目 人口底上げへ

8月11日号

9年ぶり全国の舞台へ

鶴見リトルシニア

9年ぶり全国の舞台へ スポーツ

強豪下し、推薦勝ち取る

8月4日号

個別避難計画 作成進まず

災害時要援護者

個別避難計画 作成進まず 社会

市、福祉と連携し整備急ぐ

8月4日号

難民の子どもたちに服を

生麦小

難民の子どもたちに服を 教育

児童が寄付呼びかけ

7月28日号

不登校児の学習支援 拡充

横浜市

不登校児の学習支援 拡充 教育

オンライン教材を活用

7月28日号

横浜市新型コロナワクチン情報

4回目接種対象は60歳以上の方全員と18〜59歳の基礎疾患がある方等です

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年8月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook