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公開日:2023.02.23

馬場小6年2組
銭湯の壁に絵描く
「まちを盛り上げたい」と挑戦

  • 銭湯の壁に絵を描く児童たち

  • LINEスタンプの一例

 馬場小学校6年2組の児童が2月16日、近隣の銭湯「いやさか湯」の脱衣所などに虹や大きなハートの絵を描いた。「まちを盛り上げたい」と企画したもので、専門家からアドバイスをもらいながら、様々な色のアクリル絵の具で銭湯内を華やかに彩った。

 この取り組みは、同クラスの総合的な学習の一環 。学校や地域に形に残るものを作りたいとウォールアートに挑戦。昨年10月には同校体育館の倉庫にも絵を描いた。

 今回は、「まちを盛り上げたい」と同校近くの第一みゆき商店会にあるいやさか湯に協力を依頼。どのような絵を描くか相談しながら、同銭湯で以前にウォールアートを描いたイラストレーターの永山恵さんに連絡を取り、アドバイスを求めた。

 当初は児童たちから無難なデザイン案が多かったことから、永山さんは「もっと自由な発想で絵に思いを込めてほしい」と助言。そこで、改めて「地域のために」という思いや、「お客さんだったらどのような絵が楽しいか」を考えながらデザインに取り組んだ。

 当日は、同銭湯のロビーや脱衣所、階段の壁に考えてきたデザインを鉛筆で下書き。そして、絵の具を使って虹や大きなハートなどをカラフルに描いた。

 児童からは「楽しい気持ちを届けられたら嬉しい」「自分が20歳になるまで残っていてほしい」などの感想が聞かれ、出来栄えに満足そうな笑顔が見られた。同クラス担任の田崎文平教諭は「自分たちで動く力が身に付き、学習も積極的だった。卒業後も自信をもって生活してほしい」と児童の頑張りを労った。

1組、3組の取組みも

 同校では、6年1組と3組の児童も、それぞれ地域に根差した活動を行っている。

 1組は地元で毎年夏に行われる灯ろう流しに合わせ、馬場の竹を使って灯ろうを作成。2月末まで馬場地域ケアプラザやミュージックプラザミヤノ店頭に飾られている。

 また、3組は同校マスコットキャラクターの「ばっこちゃん」と馬場花木園など地域の施設や店をコラボさせたオリジナルのLINEスタンプを制作した。「日常会話で使えるものも多いのでぜひ」と同クラス。

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