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鶴見区 スポーツ

公開日:2023.03.16

全日本ブレイキンで初優勝
WAAAPS 竹中千遥さん

  • 優勝の盾を手に笑顔の竹中さん

  • アクロバティックな表現力が魅力

 鶴見中央のダンススタジオ「WAAAPS」に所属する竹中千遥さん(11歳・ダンサーネーム、Haru)が、2月に国立代々木競技場で行われた「第4回全日本ブレイキン選手権」の小学生BGIRL部門で初優勝を飾った。

 2024年のパリ五輪で正式種目に採用され、注目を集めるブレイクダンス。音楽に合わせ、回る、跳ねるといったアクロバティックな動きを取り入れるダンスで、踊りを見せあい戦うことを「バトル」と呼ぶ。

 竹中さんは昨年の同大会で準優勝の結果だったこともあり、今大会にかける思いは人一倍強かった。レッスンが無い日も自宅でダンスの確認をしたり、オリジナルの動きを作ったりするなど練習を重ねてきた。

バトル想定し練習

 竹中さんは自身の強みを「オリジナリティとチャレンジ精神」と語る。優勝の勝因については「大会に向けてダンスの表現方法を変えたり、技を磨くよりも先に相手がいる事を想定してダンスに取り組めたのが良かった」と分析。次の目標は五輪に繋がる夏の大会だ。「今年は沢山の人が会場で応援してくれて嬉しかった。自分のダンスを見て興味を持つ人が増えたら嬉しい」と11歳らしい笑顔で話した。

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