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公開日:2023.11.16
鶴見区
子育て申請ガイドを作成
市内初 ネットで事前確認
保育所等の利用や児童手当の申請など、子育て関係の窓口手続き内容がオンラインで分かる「手続きガイド」を鶴見区がこのほど導入した。子育て世帯の負担軽減を目指したもので、市内初の取組み。区では同サイトの利用状況などを検証しながら、今後の子育て支援の取組みに活かしていきたい考えだ。
横浜市内で港北区に次いで2番目に子育て世帯の多い鶴見区。今回作成した「手続きガイド」は、子育て世帯が区役所で申請する様々な手続きを事前にオンラインで確認することによって、必要な書類などが分かり、申請の負担軽減や窓口の待ち時間短縮などを目指したもの。
子育て関係の申請を受け付ける区こども家庭支援課では、母子手帳や児童手当、保育園、ひとり親世帯支援、障害児支援など大まかに約20種類、年間約2万7500件の申請が寄せられる。
今回のガイドでは、パソコンやスマートフォンで簡単な質問に答えるだけで、申請対象かどうか、必要な手続きなどが分かるようになっている。区の担当者は「質問は9問以内で2分程度で終わるようになっています。郵送で済む申請などもありますので、ぜひ窓口にお越しになる前にご確認いただければ」と話す。事前に必要書類などが分かることで窓口での申請の時間も短縮され、現在は混雑している時で20分ほど掛かる待ち時間の短縮に繋がることも期待されている。
区では、今回のガイドに加え、区地域子育て支援拠点「わっくんひろば」のサイトも今年度中にリニューアルを予定。拠点案内だけでなく、子育て支援の情報やイベントの案内などもまとめて掲載することで、より子育て世帯に利用しやすいサイトにしていきたい考えだ。担当者は「今回のガイドの利用状況を見ながら、さらなる利便性の向上を検討していきたい」としている。
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