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鶴見区 文化

公開日:2024.01.18

JR鶴見駅駅員ら
警察署員から護身術学ぶ
刃物を持つ犯人への訓練も

  • さすまたで犯人役を制圧する駅員

 JR鶴見駅などの駅員がこのほど、凶器を持った犯人への対処法などを鶴見警察署に学ぶ護身術訓練を同署で行った。

 コロナ禍前は定期的に行っていた訓練で、当日は同駅の駅員ら10人が参加した。

 前半は、鶴見署の署員が護身術を指導。手や腕をつかまれた際などに脱出する離脱技や、刃物を持つ相手への対処法などを伝授した。また、泥酔状態の客の緊急度の確認方法などについてもアドバイスが行われた。

 後半では刃物を持った犯人が暴れている場面を想定し、さすまたなどを使った対応訓練が行われた。

 署員が犯人役を務め、駅員らはさすまたを使って、身動きが取れなくなる状態まで持っていく一連の流れを実践した。緊迫感のある訓練後、鶴見署からは「1対1の対峙は避ける」「刃物をはじいてから制圧に向かうように」等の説明も行われた。

 鶴見駅の小林洋芳副長は「お客様に安心して利用していただけるよう、今日学んだことは駅員全員と共有してあらゆる状況に対応できるようにしたい」と語った。また、同署の相川努副署長は「凶悪な犯罪も増えている。本日伝えたことを、もしもの機会に役立てて欲しい」と語った。

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