戻る

鶴見区 教育

公開日:2024.05.23

矢向小
校舎をキャンバスに絵描く
建替え予定で思い出作り

  • 教室の壁に大胆に絵を描く児童たち

  • 教室の窓や床にも

 校舎の老朽化により今年度から建替え工事が始まる矢向小学校で5月14日、児童が取り壊される校舎に思い出などを描く「思い出校舎をキャンバスに」が行われた。

 これまでお世話になった校舎への感謝や記念にと行われたもので、ペイントには6年生5クラスの約180人が参加。5棟ある校舎のうちの1つの2階部分全体を大きなキャンバスに見立て、図工室だった教室の壁や床、廊下などに様々な絵を描いた。

 「なかなか出来ない体験で楽しい。みんなで協力して大きな絵を描けた」と楽しむ児童たち。壁や床には移動教室でマスを釣った思い出や、同校で長年続く蛍観賞会の様子、学校の好きな場所などが大きく大胆に描かれていた。

 ペイントした校舎は今年6月から工事が始まる予定。同校の沼田留美子校長は「入学当時から様々な活動をしてきた愛着のある校舎。児童たちが『最後は思いっきり絵を描いてお別れしたよ』と感謝の気持ちを持ち、思い出に残ってくれたら」と笑顔で語った。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

鶴見区 ローカルニュースの新着記事

鶴見区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS