新鶴見小学校5年生の松山明莉さんがこのほど、(一社)住宅生産団体連合会が共催する「第20回家やまちの絵本コンクール」で上位5作品に含まれる住宅金融支援機構理事長賞を受賞した。全国1147作品の応募の中での受賞に松山さんは、「初めての賞が大きなものでとても嬉しい」と喜びを語った。
「家やまち」への思い・夢・希望・あこがれの家・好きなまちなどをテーマに絵本を作る同コンクール。松山さんは学校から出された夏休みの課題の一つとして作品を制作した。
受賞作品のタイトルは「うちで わんこは かえません」。絵本の内容は、松山さんの兄にアレルギーがあるため自宅で犬を飼うことができないことなど、自身の実話をもとに描いたもの。
犬と暮らしたいという思いから家の天井に穴を空けて友達の犬が遊びに来られるようにしたり、魔法の薬を使って犬を手のひらサイズにしておもちゃの家で飼おうとするなど、犬と暮らすための可愛らしいアイデアとストーリーに溢れている。
先日行われた表彰式では、松山さんの作品に対して審査員から「大人では思いつかないアイデアが取り入れられている」「絵の背景も丁寧に描かれている」ことなどが評価されたという。
松山さんはこれまでもポスターのコンクールなどに応募をしてきたが、表彰を受けたのは今回が初めて。学校で飼育委員を務めるほどの動物好きで、その思いを絵本の一つひとつに込めた。「好きな絵を描くことで大きな賞を頂けて嬉しい。わんこを飼うことができたら一番いいけれど」と笑顔で喜びを語った。
鶴見区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
<PR>