地域の問題”ｈｏｔ（ほっと）”かない　皆さまと共に要望し10年　市政報告
鶴見川人道橋が３月27日に開通へ
横浜市会議員自民党　わたなべ忠則

要望書提出時の様子
新たに開通する人道橋

　令和３年度から新鶴見橋と末吉橋間で整備が進められてきた「鶴見川人道橋」が、いよいよ３月27日午後２時に開通することとなりました。

　もともとこの場所に架かっていたのは、昭和29年に川崎市が建設した水管橋でした。しかし、平成23年に川崎市が耐震性等を理由に水管橋の撤去を発表。地元では一般歩行者の通行を認めていたこともあり、当時、横浜市に対して存続を求める運動が行われました。

　私は10年前から地域の皆様と共に横浜市へ鶴見川人道橋設置を要望してきました。様々な課題がありましたが、この間を振り返り、ようやく開通となること、感慨無量でございます。

地域の皆様と要望書提出

　以前の水管橋は幅員が１ｍほどしかなく、人がすれ違うのも容易ではありませんでした。しかし、地域住民にとってはこの橋がなければ東西の往来が限定されるだけでなく、広域避難所の三ツ池公園に避難する際に大きく迂回しなければならない問題もありました。

　そこで、私は防災の観点からも、新しい人道橋設置にあたっては幅員を拡張する必要があると考え、江ヶ崎、矢向、上末吉の地域の皆様と共に平成27年に横浜市へ要望書を提出しました。

　当時は横浜市緊急輸送路の入り口である末吉橋の架け替え工事も予定されており、流域の工事区域、期間等の課題が生じておりましたが、自民党として国政とも連携し、国が推進する国土強靭化計画にも位置付けられ、スピード感をもって工事が行われました。今回の開通によって地域の利便性が向上し、そして防災力が向上することで、皆さまの生活の安全と安心に繋がれば幸いです。

　地域の皆様のこれまでのご努力に感謝申し上げます。私は今後も地域の皆様の声に耳を傾け、より良い横浜市、より良い鶴見区の実現へ努力してまいります。

渡邊忠則

横浜市鶴見区鶴見中央2-8-7

TEL:045-521-6427

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