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7月10日
鶴見中央の中町公園で5月31日、鶴見中央中町会と鶴見タグラグビークラブが協力して花壇整備を行った。地元の子どもたちを応援したいという町会の思いと、地域活動に協力したいクラブの思いが合致して行われた初の取組み。当日はあいにくの雨模様だったが、子どもたちも一生懸命、花植えに挑戦した。
今回の取組みは、鶴見中央中町会から声掛けをしたもの。同町会が管理する中町公園は、周囲にオフィスビルが並び、ごみやタバコのポイ捨てが問題となっていた。町会としても花壇を綺麗にしてごみを捨てにくい環境を作りたかったが、人手不足でままならず、どこかに協力してくれる団体がいないか探していた。
そんな時、同町会の子ども会などに多く所属する鶴見タグラグビークラブ(久島拓也代表)の保護者から、クラブが全国大会などで遠征が多く、活動費に困っている話を聞いた。そこで、子どもたちを応援するためにも町会の活動を手伝ってもらい、謝金という形で支援できればお互いに有意義な形になると相談した。同町会の八木幹雄会長は「子どもたちを応援できることはもちろん、一緒に活動してもらうことで、これまで以上にまちに愛着を持つきっかけになれば」と語る。
こうして実現した今回の花壇整備。当日はあいにくの雨模様だったが、同クラブの子どもたちや保護者、町会会員、近隣保育園の園長ら約40人が参加して行われた。
子どもたちは雨にも負けず、用意された10種類以上の花苗を花壇に一生懸命に植えた。子どもたちからは「いつも通る公園なので、これからもごみを拾ったり、花の様子を気にしたい」などの声が聞かれた。保護者として参加した野澤晋さんは「地域に根差すことを目指しているクラブとして、地元に支援してもらえることはもちろん、活動に貢献できることは子どもたちの社会性を育むうえでも本当にありがたい」と感謝を述べた。同クラブでは体験会を定期的に開催し、新しいメンバーを募集している。
同町会の八木会長は「町会の様々な活動を維持していくためにも地域の他団体との協力は必要。今後もNPO団体などとの協力を進めていきたい」と思いを語った。
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