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鶴見区 文化

公開日:2025.07.17

せせらぎ緑道に100個の灯ろう
家内安全など願い乗せる

  • 流した灯ろう見つめる参加者たち

 寺尾第二地区連合会(宮野昌夫会長)は7月12日、入江川せせらぎ緑道で21回目となる灯ろう流しを行った。

 これは、非行や犯罪のない社会を目指す「社会を明るくする運動」に合わせて同連合会が毎年行っているもの。昼には入江川遊水池スポーツ広場で祭りを行っていて、「夜にも気持ちを柔らかくできる催しがあれば」と宮野会長が発案し、長年続けてきた。

 今年は昼の祭りが連合各町会による模擬店や警察車両の展示などでにぎわい、横浜市消防音楽隊の演奏も盛り上がった。

 そして日が落ちてから行われた灯ろう流し。灯ろうは婦人部らが手作りし、中にろうそくを入れてせせらぎ緑道に流す。参加者たちは「家内安全」や「足が速くなりますように」など様々な願いごとを書いたり、亡くなった人の戒名を書いて川へ浮かべる人もいた。

灯ろうに目印も

 毎年家族で参加しているという住民は「灯ろうを見失わないように、付箋や目印をつけています」といった工夫も。

 浮かべられた約100個の灯ろうは火が消えるまで見届けられ、翌日に馬場の宝蔵院で供養された。宮野会長は「毎年参加していただける方が増えて嬉しい。今年も皆さんに幻想的な光を楽しんでいただけたのでは」と笑顔で語った。

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