神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2014年11月20日 エリアトップへ

横浜環状北西線 東名―第三京浜を直結 21年度完成目指し着工式

社会

公開:2014年11月20日

  • LINE
  • hatena

 横浜市と首都高速道路(株)は11月7日、東名高速道路と第三京浜道路を結ぶ約7・1Kmの自動車専用道路「横浜環状北西線」の着工式を緑区北八朔町で行った。慢性化する保土ケ谷バイパスの渋滞緩和や、東名―横浜港間の輸送網強化を目的に、2021年度の完成を目指す。

 北西線は、東名高速横浜青葉インターチェンジ(IC・青葉区下谷本町)を起点とし、第三京浜港北IC(都筑区川向町)を終点とする道路。全長約7・1Kmのうち約4・1Kmがトンネル区間に。総事業費は約2200億円となっている。

 現在建設中で、16年度完成予定の「横浜環状北線」と港北ICで接続すれば、市北西部と横浜都心・湾岸エリアとの連絡が飛躍的に強化される。市の実測によると、東名高速横浜町田IC―横浜港への所要時間が保土ケ谷バイパス経由で約40〜60分かかっていたものが約20分に短縮される見込み。また、緊急車両の通行や物資の輸送などによる防災面の強化、保土ケ谷バイパスの渋滞解消などの効果が期待されている。

「横浜の生命線に」

 7日の着工式には、林文子横浜市長や菅原秀夫首都高速道路(株)社長をはじめ、関係者、来賓らが出席し、工事の安全を願う鍬入れ式を行った。林市長はあいさつの中で「北西線は市の都市基盤強化の根幹をなす道路になります。経済の活性化、移動時間の大幅短縮、物資輸送網として大変重要。市にとってはまさに生命線」と訴えた。また菅原社長は「いよいよ着工を迎えましたが、周辺の安全、環境に配慮し、早期完成を目指して全力を尽くしたい」と意欲を見せた。

神奈川区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

受賞翌日に子安小へ

プリツカー賞山本理顕さん

受賞翌日に子安小へ

自身の「作品」審査員に説明

3月21日

学生と食品ロス削減へ

区内企業

学生と食品ロス削減へ

横浜国大生と弁当考案

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook