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桐畑明燐会 地元医院らと災害時連携へ

社会

掲載号:2015年10月29日号

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傷病者を診察する佐藤院長
傷病者を診察する佐藤院長

 明日にも起こりうる災害に備えようと、神奈川区内の各地域も防災訓練などの防災・減災対策に取り組んでいる。桐畑明燐会(小池將夫会長)が10月25日に桐畑公園や青木小学校で実施した防災訓練には、地元医院の医師の姿があった―。

診療など協力

 神奈川消防団の副団長でもある小池会長。今年4月、町内会長に就任してまず考えたのが防災面の強化だった。大規模災害時は消防署の救急隊が駆けつけてくれる可能性は低く、小池会長は「具合の悪い人がいても(医療知識のない)住人だけでは対応できない」と、桐畑で50年以上診療してきた佐藤内科診療所(佐藤泰弘院長)とウイン調剤薬局反町店に協力を依頼。可能な範囲での診療や応急処置、服用薬の提供に協力することで同意をもらった。

消防署も期待

 当日は「災害対応型」と位置づけ、災害本部を置く桐畑公園に集まった町内会役員ら約30人がその場で役割分担し、動きの確認や様々な訓練を行った。その締めくくりとして、今年度購入した防災リヤカーを使った傷病者搬送を実践。坂道や国道沿いを通って同診療所まで行き、佐藤院長が触診を行った。佐藤院長は「トリアージ(重症度判断)がメーンの役割になる。地域の役に立てれば」と話す。

 この取り組みに消防署も期待する。日守高史予防課長は「桐畑をモデルケースに、他の地域にも広まればいいと思う」と評価する。

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