プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が10月20日に都内ホテルで行われ、六角橋にキャンパスを持つ神奈川大の浜口遥大(はるひろ)投手(人間科学部4年)が、横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けた。翌21日にはアレックス・ラミレス監督が浜口投手の激励に訪れた。
「大学ナンバーワン左腕」と呼ばれる浜口投手はドラフト当日、古川祐一監督や野球部員ら約200人が見守るなか、横浜キャンパスに設置された大型スクリーンのテレビ中継で指名を待った。「不安でしかたなかった」と当時の心境を振り返る。
2回目の外れ1位でDeNAから指名されると、緊張感から解放された浜口投手は、目頭を押さえながら古川監督と握手。会場は割れんばかりの歓声に沸いた。
憧れは三浦投手
会見で浜口投手は「ベイスターズは、ファンとの距離が近い良いチーム。お世話になった横浜に恩返ししたい」と意中の球団からの指名を喜び、「三浦投手のように長く活躍して、ファンに愛される投手になりたい」と決意を述べた。
古川監督は「もう少しコントロールをつけて日本を代表する左腕になってほしい」とエールを送った。
ラミレス監督激励
ドラフト会議から一夜明けた21日、アレックス・ラミレス監督が同大横浜キャンパスを訪れ、指名のあいさつを行った。
ラミレス監督は「左のパワーピッチャーを指名できてベリーハッピー。春のキャンプからチャンスを与える」と激励。浜口投手は「1軍の投手陣のレベルは高いと思うが、開幕ローテーションを目標にがんばります」と抱負を述べた。
佐賀県出身の浜口投手は、最速151Kmのストレートと変化球の緩急が武器。同大で力をつけ、2年で全日本大学選手権準優勝、3年でベスト4に導いた(最優秀投手賞)。大学2年から4年まで侍ジャパン大学日本代表。
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