連載寄稿 イルカ博士の生命感動日記 ㊼大切なもの
今年一年を振り返えられて、実りある一年となられましたことでしょうか。
今年はイルカを通して健康になるため自然の中で自分を見つめ直す交流が大切ですと、申し上げました。
時間は人を待たずして流れますから、日常の何気ない出来事が、毎日同じことの繰り返しのように感じられます。日々顔を合わせている人たちとの交流はどこにでもあるありふれた一コマで、当たり前にあることのように思われてしまうことでしょう。読者のみなさんも、今ここに当然のようにあるものが、本当はとても大切なものだとということを頭で理解されていらっしゃると思います。
しかし、人はみな、身体や心で体験しなければ、大切なものの存在価値を理解することができません。
人は残念なことに、失くしたときに初めて当たり前にあるものの価値を知ります。だからこそ、毎日の生活にありふれた大切なものの尊さを、天災や人災によるのではなく、ご自身の健康的な体験で感じることができれば、今この瞬間のすべてが宝物となるのです。
そんな思いを胸に今年一年に感謝を申し上げ、新しい年をお迎えいたしましょう。
【日本ウエルネススポーツ大学特任教授・岩重慶一(問)iwashige@gmail.com】
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