2021年4月からみなとみらい21地区(MM)に新キャンパスを開業する神奈川大学はこのほど、「国際日本学部」の創設が文部科学省に受理されたことを発表した。同学部は20年4月から横浜キャンパス=六角橋=に開設された後、21年4月からはみなとみらい線「新高島駅」徒歩4分の「みなとみらいキャンパス」に移転する。
300人募集
同学部は「文化交流―多文化共生―コミュニケーション」をキーワードに「国際文化交流学科」「日本文化学科」「歴史民俗学科」の3学科からなる。20年4月に向けて、合計300人の募集を行う。既に設置されている外国語学部国際文化交流学科は、同学部に吸収され20年度以降の学生募集が停止となる。
同大広報課によると同学部の創設は、語学力だけでなく、多様な文化・価値観を理解しながら世界と日本、地域の架け橋となる人材を育成していく狙いがあるという。新キャンパスには同学部のほか、既設している横浜キャンパスの外国語学部と平塚キャンパスの経営学部も移転する方針となっている。
地の利を活かして
展開される学びは、近隣の文化施設や行政機関、世界的規模で事業を展開する企業などの連携を予定している。千葉陽史広報部長は「開港都市の歴史が残りつつ、国際都市として新たなビジネスが集積するみなとみらい21地区の地の利を活かした学びを展開していきたい」と意気込みを話す。
みなとみらいキャンパスと横浜キャンパスの最寄駅間は10分未満で好アクセス。新キャンパスの開業後は、全学生が受ける共通教養科目などの教育プログラムを両キャンパスで実施することやMMで得た企業、行政などの繋がりを横浜キャンパスの学生の学びにも活かしながら相互交流を図っていく。
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