県内の約800人が加盟する「神奈川県中小企業家同友会」の会員らが経営のあるべき姿などについて考える「かながわ経営カンファレンス」が11月21日、新横浜グレイスホテル=港北区=で行われた。
会員ら約300人が参加。「激変消滅の時代を情報力で切り拓く」をメインテーマに掲げ、前半は名古屋市の合板加工販売業「宇佐美合板」の宇佐美孝社長が基調講演。所属する愛知同友会で得た情報を分析して行動したことによって得られたことなどを語った。
後半は5つの分科会に分かれてディスカッション。「経営者の役割と責任」をテーマにしたグループでは、座間市の板金加工業「赤原製作所」の赤原宗一郎社長が報告。2005年に入社し、父の後を継いで14年に社長に就任した赤原社長。全国の中小企業で課題となっている事業承継がスムーズに進んだことについて「父が元気なうちに話を進められたことが一番」と語った。参加者はその後、「会社の幸せとは何か」について議論した。
同会は地域別に10支部があり、例会を通して、学びの機会を共有。経営者としての知識を得ながら、経営体質向上などを目指している。
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