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横浜の街なかで自然体験イベントなどを主宰し、さまざまな雑草の魅力を発信する 吉田 健二さん 松見町在住 36歳

掲載号:2020年3月5日号

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雑草に魅せられて

 ○…「実は花がきれい、食べられる、健康に良いなど生活に役立つものも多いんです」と雑草の魅力についてイキイキと語り、そのイメージを変えるべく「ZASSO(ザッソー)」という呼び方を提唱。「ザッソーの発音はクッキーと同じで…」と人一倍の情熱を注ぐ「雑草博士」だ。その知識を生かし、横浜でオフィス街など街歩きしながら雑草を観察するワークショップ「Urban Walk ZASSO」や行政と連携した自然体験イベントを主宰。「雑草探しは子ども時代の思い出が蘇えるのか大人の方が夢中になりますね」とにっこり。

 ○…自然豊かな福岡県の山中で生まれ育つ。「竹林が風になびく様子を1時間以上も飽きずに見ているような子でした」。大学では雑草を研究するゼミに所属する一方、ダンス部でブレイクダンスを踊っていたという一面も。卒業後は「雑草では食べていけないから」とダンス講師や食品会社の営業マンに。趣味で企画した雑草イベントが好評だったことから一念発起し、2017年に起業。ビルの屋上や壁面に雑草を施す緑化デザインを手がけている。

 ○…「都心部の横浜にも、実は道端に沢山の植物が生えている。気が付いていないだけなんですよ」。国内にある約890種の雑草の中で一推しは、食や薬、美容にも効く「ヨモギ」。将来の夢は、衣食住すべてを雑草で賄う街を作ること。

 ○…もうすぐ2歳になる娘の話になると「めちゃくちゃ可愛い」と頬が緩む。しかし「いい写真が撮れたので見て下さい」と持ってきたのは、雑草の写真だった。「同じ種類でも育った環境によって個体差があって。道端で一生懸命に生えてる姿に生命を感じるんです」。ZASSO愛はとどまる所を知らない。

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