県政報告 新型コロナ対策・保育環境整備を要望 日本共産党神奈川県議会議員 上野たつや
2月25日に初の一般質問に立ちました。
公立・公的病院を守り感染症対策の強化を
公立・公的病院は「日本の救急医療や良質な医療を支えている」といわれ、救急、産科、小児科など地域で重要な役割を担っています。
しかし国は、病床を再編統合する方向性を示しており、再編中止を要請。
知事は「病院の統廃合や病床の削減といった再編統合を進めるべき地域には当たらないと答弁。
感染症指定医療機関は、県内では8医療機関・74床あり、県として病床の拡充や感染症対策の抜本的な強化を求めました。
知事は「県内自治体等と連携し、新型コロナウイルス感染症の対応強化に向け取り組む。」と答弁しました。
子どもの発達が最大限保障できる保育所の環境整備を
保育の仕事は、その責任に見合った労働環境や賃金水準ではありません。制度の都合上「保育士の賃金」か「保育の質向上のための保育士増員」を選ばざるを得ず運営側も苦慮しています。
原因の1つに、国が定める保育士配置の最低基準がありますが、戦後ほとんど変わっておらず、不十分です。国に最低基準の改善要望、県独自で保育士配置のための上乗せ補助を求めました。
知事は「国に基準改善の要望は行わず、県独自の補助も行わない。(現行の最低基準は)児童の心身の安全を確保するための基準」と答弁。県の認識が、あまりに実態とかけ離れており残念ですが、今後も改善を求めていきます。
上野達也
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