市政報告
区役所に｢お悔み窓口｣が開設
横浜市会議員　竹内やすひろ

区役所｢お悔み窓口｣で撮影

　ご親族等が亡くなられた後の手続きは、年金、保険、税金など多岐にわたり、ご遺族にとって大きな負担です。モデル実施を踏まえ、神奈川区役所に、親族を亡くした際の行政手続きを手伝う「お悔やみ窓口」が10月から設置されました。大きな精神的・身体的負担を抱えた遺族が、必要な手続きを自分で調べずに済み、漏れなく短時間で終えられるようにサポートを行います。

　公明党横浜市会議員団は、これまで「お悔み関係の手続きが煩雑で分かりにくい」「悲嘆している中での困難な事務はつらい」等の声を受け、その解消を求め「お悔み窓口」の開設を推進。「ご遺族の負担軽減」や「市民サービスの向上」を目的とした、「ワンストップのご案内」が出来る窓口の必要性を重ねて訴えて参りました。

必要手続きのハンドブックも

　神奈川区のお悔み窓口は、区役所４階のスペースに設けられています。利用の際は、原則予約制でウェブサイト、または電話で予約が必要です。

　ご遺族の方に必要な手続きなどが書かれた「お悔やみハンドブック」も作成されています。「お悔やみハンドブック」は、ご遺族が死亡後の各種手続きを漏れなく行うための手引書になります。このハンドブックは各区役所で冊子版が入手できるほか、各区のウェブサイトからＰＤＦ版をダウンロードして確認することができます。亡くなられた方の状況に応じた必要な手続きのチェックリストや、関係機関の連絡先、区役所での専門家無料相談の情報などが掲載されており、必要な手続きがわかりやすくまとめられています。

　身近な方が亡くなられた後、不安を抱えているご遺族の負担を少しでも軽減できるように、皆様に寄り添う体制が前進しました。

竹内康洋

神奈川区大口通127-16 コスガビル1F

TEL:045-716-6822

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