複合MICE施設・パシフィコ横浜の新施設として4月24日に開業した「ノース」。このほど報道向けの内覧会が行われ、国内最大規模(約6300平方メートル)のホールなどが公開された。
天井高10mで無柱、カーペット仕様の多目的ホールは、会議、式典、パーティーをはじめとしたイベント、また展示など幅広い用途に対応。最大で6千人近い人数を収容できる。その他にも大中小42の会議室や国際会議場の名にふさわしく「礼拝室」も完備する。建物は地下1階、地上6階で延べ床面積は約4万7千平方メートル、高さは約36m。既存のパシフィコ横浜(国立大ホール・会議センター・展示ホール・ホテル)とはペデストリアンデッキでつながっており、回遊性を確保する。
4月に開業したものの、新型コロナの影響で実質的な稼働はこれからだ。既存施設の予約も2月下旬からキャンセルが相次いだという。運営する(株)横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)の中山こずゑ代表取締役社長は、「ここでどれだけ秀でた新たな提案ができるか。そこにかかっている」と話した。
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