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横浜銀行大口支店職員 「偽造」見抜き逮捕貢献 免許証「光の反射に違和感」

社会

掲載号:2020年11月26日号

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感謝状を受け取る大坊さん(右)
感謝状を受け取る大坊さん(右)

 銀行口座を開設しようとした男の運転免許証が偽造であることを見抜き、逮捕に貢献したとして、神奈川警察署は19日、横浜銀行大口支店の大坊真未さん(29)に感謝状を贈った。金融機関の職員が特殊詐欺被害を水際で防ぐケースは多いが、犯罪につながる行為自体を防いで検挙に至った事例は珍しい。

 10月26日に口座開設のために来店した20代の男の接客にあたった大坊さんは、身分証として預かった運転免許証の手触りや光の反射具合などに違和感があったことから偽造を疑ったという。

 用紙に記入された男の住所が近所ではなかったこと、同支店で口座を開く理由を尋ねても明確な返答がなかったことなどにも不審を抱き、上司の免許証を借りて質感などを見比べたところ偽造品と判明。口座開設の手続きを進めているふりをしている間に行員が110番通報し、駆けつけた警察官が被疑者を現行犯逮捕した。

 日下部裕也署長は「だまし取った通帳をもとに、特殊詐欺を働いたり闇金に売り払ったりといろいろな犯罪への利用が考えられた中で、その後の詐欺事件の防止にまで貢献された」と、大坊さんの的確な判断をたたえた。

 窓口業務7年目で、普段は資産運用の相談を受け付けているという大坊さんは、「振り込め詐欺のニュースを目にするたびに明日は我が身と思っていましたが、まさか本当に自分が関わることになるとは」と驚きながらも、「感謝状をいただけたことは光栄。一人でも二人でも被害に遭われる方を出さずに済んだことが一番うれしいです」と笑顔で話した。

 同署管内では、昨年1年間に約2億4千万円の特殊詐欺被害が発生。今年1月から11月19日までの被害件数と金額は50件・4700万円で、昨年と比べて大幅に減少している。

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