横浜市は、新たなマイナンバーカードの交付拠点として「横浜駅西口マイナンバーカード特設センター」(横浜ファーストビル15階=西区北幸1丁目6の1=)を5月14日に開設する。平日夜間や土日祝日も交付業務を行い、申請者の利便性向上につなげる。
土日祝も対応
同センターでマイナンバーカードの新規交付が受けられるのは、神奈川区や西区、保土ケ谷区、鶴見区など市内8区在住の住民。事前にインターネットや郵送でマイナンバーカードの申請を行う必要がある。
開所時間は月・火・金曜日の午前11時30分から午後7時30分(受付7時15分まで)と、土・日曜、祝日の午前9時から午後5時(受付4時45分まで)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場する際は横浜市マイナンバーカード専用ダイヤル(【フリーダイヤル】0120・321・590)または市のウェブサイトから予約し、交付通知書や通知カードなどの必要書類を受付で提示して交付窓口で受け取る。
市によると、同センターの交付窓口は20カ所前後設置する予定。
マイナポイントで申請増
同所には2020年7月から今年3月30日まで臨時申請窓口を開設していたが、申請者の9割がネットや郵送で申請していることや、カード取得者に最大5千円分のポイントを還元する「マイナポイント」事業の効果で申請者が急増していることを受け、今年度からは交付専用の窓口に切り替えた。担当者は「交付機能を強化することで、カードの普及に努めたい」と話す。
市によると、20年11月の1カ月間で3万4千件だった申請数は今年2月は10万件弱、3月は10万件を超えたという。交付申請書類が今年1月から3月にかけて各家庭に郵送されたことも影響しているとみられる。3月1日時点での交付率は29・5%、全国政令指定都市は27・9%だった。
神奈川区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|