4月から自主団体として独立した「はれ晴れウォーク」の代表を務める 鈴木 正基(まさき)さん 六角橋在住 71歳
好奇心の歩み止めず
○…六角橋地域ケアプラザの介護予防事業の一つ「はれ晴れ歩こう会」から活動を引き継ぎ、4月に自主団体として独立。月2回のウォーキングを参加者と楽しむ。「健康を目指すのであれば1人でいい。みんなと一緒だから、コースを選ぶ過程や道中、到着後の思い出を共有できる」と、同プラザから半径約5Km圏内の名所などをゴールに和気あいあいと歩く。
○…学生時代はバレーボールやラグビー、サッカーなどの運動部に所属し、社会人時代も休日にスキーやスキューバダイビング、テニスに興じるなど根っからの体育会系。「とにかく多趣味なんです」と頭をかく。通勤中に気になった場所があれば足を伸ばしたり、帰宅時には最寄り駅の1つ手前から徒歩で歩いたりと、ウォーキングも暮らしの一部だった。
○…東京生まれ。「幼少期を振り返ると、勉強ばかりでおとなしかった」と振り返る。環境アセスメントの職に就いてからは全国各地を転々とし、赴任先で出会う人たちとの交流が楽しみだった。60代前半で退職後に親が住んでいた六角橋に移ると、持ち前の好奇心と社交性で地域活動に身を投じるように。料理教室や詩吟、野菜作りにペタンクと、仲間と共に豊かなシニアライフを謳歌している。
○…自主団体としてのスタートを切り、モットーに掲げたのは”ワイワイ、ガヤガヤ”。「会員を増やすより、少しでも長く楽しく続けたい。そのための案をみんなで模索していけたら」と意気込む。コロナ禍で思うような活動ができない歯がゆさもあるが、「ウォーキングの醍醐味である目的地での食事を実現できるよう、収束を願うばかり」と、マスクを外して心地よい汗を流せる日を待ち望む。