神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2021年7月22日 エリアトップへ

反町3商店街 チャットで買い物便利に ECモール8月まで開設

経済

公開:2021年7月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
斎藤会長(右)と足立代表取締役
斎藤会長(右)と足立代表取締役

 反町地区の3商店街で、顧客が商店とチャット機能を使ってコミュニケーションを取りながら買い物できるネット通販サイトを7月から試験導入している。横浜市の支援制度を活用したもので、地元顧客の消費増加を狙う。

 IoT(モノのインターネット)を用いた社会課題解決に取り組む企業を支援する市の「I・TOP横浜ラボ」で採択を受けた、「半径5キロのECプラットフォーム」をうたうサービス「ポスケット」を、反町駅前通り、松本通、松本三丁目の3商店街で8月末まで試験導入する。

 ポスケットは、コロナ禍の商店街活性化というテーマで採択された6つの事業の1つで、現在地から5Km圏内にある店舗のサービスについて、問い合わせから注文・決済までLINEのようなチャット機能で完結できる通販サイト。参加店舗がEC(電子商取引)モールに出店し、消費者に対して広告発信や商品、サービスの販売を行う。

細かな要望共有

 利用客はECモール上で店舗とコミュニケーションを取り、相談や買い物をすることができる。チャット形式による双方向の連絡を通して、購買に関する細かな要望やニュアンスなどを共有することができるようになるという。

 反町駅前通り商店街でクリーニング店を営む斎藤隆会長は、仕上がった衣類などの宅配サービスにポスケットが活用できると考え導入を決めた。現在は斎藤会長の呼び掛けで飲食店や生花店など5店舗が参加しており、「新たな活性化の一助になれば」と期待する。

 サービスを提供するレスティルの足立直隆社長は「ポスケットの事業は初めて行うため、今回の導入はありがたい。今後参加していただける店舗を増やし、効果や運用について結果を見ていきたい」と話す。8月末までの実証実験を通して、地域消費者の利便性向上や参加事業者のメリットなどを検証するという。

 「I・TOP横浜ラボ」を活用した商店街の取り組みとして、今年度は日吉商店街=港北区=で店舗の混雑状況をマップで配信する「VACAN Maps(バカンマップス)」の実証実験を7月末まで行っている。
 

ポスケットの詳細
ポスケットの詳細

神奈川区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

体験コーナーを刷新

市民防災センター

体験コーナーを刷新

大和ハウス工業と連携

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook