感染対策を解説した冊子
介護施設などを運営する社会福祉法人若竹大寿会＝平川町＝は、介護現場での感染症対策をまとめた冊子を作成し、全職員に配布した。地域での感染症対策に役立ててもらおうと、介護関係者や介護に関心がある人にも無料で配布する。
冊子は横浜市立大学付属病院の感染制御部部長を務める加藤英明氏が監修。感染症対策の基本となるマスクや手袋、エプロン着用の必要場面を記載したほか、消毒や換気、湿度調整、飛沫対策のための席配置などについて解説している。携帯しやすいようＡ４二つ折りのコンパクトなサイズで、図解を多用して視覚的に理解できるよう工夫した。
利用者や職員のクラスター（感染者集団）発生を防止するため、同法人では加藤氏の指導で感染症対策のマニュアル作成と職員育成を行ってきたという。冊子は現場職員からの声を受けて作成した。
配布は先着２００部で、１団体最大20部まで。専用の申し込みサイトから応募する。
問い合わせは同会【電話】０４５・５４８・９２３３。
申し込み用二次元コード
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