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神奈川区 教育

公開日:2023.11.30

ロボット競技会
児童・生徒が競う
神奈川大で熱戦

  • ロボットにピンポン球をセットする学生

 神奈川大学みなとみらいキャンパスで11月23日、第10回「宇宙エレベーターロボット競技会全国大会」が開催された。小中高校生が交流をしながら、未来の夢である宇宙エレベーターについて学んでもらおうと始まったもの。実行委員長の同大学附属中・高等学校副校長の小林道夫さんが中心となり立ち上げた。高大連携事業として、同大学工学部と共同研究も行っており、大会でも宇宙エレベータープロジェクトの学生が運営をサポートした。

全国から集結

 競技会では、LEGO社の教材ブロックを使って昇降機となるロボットを製作。地上5mの宇宙ステーション(円形の箱)に、物資(ピンポン球)を運んだり降ろしたりして、その個数やタイムに応じた得点で競う。

 今大会には全国140チームが参加。4地区の予選を経て、当日は41チームが集結した。物資の収集の仕方など、特色ある設計やプログラミングのロボットが揃い、試合前には各チームが30秒のプレゼンテーションで自作のロボット紹介や意気込みを語った。試合中は上手くいった安堵の笑顔や正常に作動しなかった悔しい表情があり、会場は熱気に包まれた。

 小林さんは「最初は8チームで始まった大会がここまで成長した。第1回の優勝者には、ロボット製作会社を立ち上げた人も。子どもたちには宇宙や科学の楽しさを知ってもらい、未来の日本のITやものづくりを支えていってほしい」と振り返った。

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