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コンビニ店員と常連客、連携プレーで特殊詐欺阻止 神奈川警察署から感謝状

社会

公開:2024年5月27日

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感謝状を手にする(左から)石井さん、野方さんと久保田署長
感謝状を手にする(左から)石井さん、野方さんと久保田署長

 神奈川警察署は5月24日、特殊詐欺の被害拡大を防いだとして、会社経営の石井達也さん(57)とファミリーマート横浜栄町店アルバイトの野方瑠華さん(24)に感謝状を贈呈した。2人はコンビニ店員と店の常連客。久保田剛署長は「店員と来店者の連携は良いモデルケース。こうした形が広まってくれれば」と2人の勇気を称えた。

 5月1日の夜のこと。石井さんがコーヒーを買おうと店に入ると、野方さんから「あの人、様子がおかしい」と声を掛けられた。その先には、電話を掛けながらATMを操作する高齢男性の姿が。「店員は近くにいない」と男性が話すのを聞いた野方さんは、詐欺被害に遭っていると確信。普段から世間話をする仲の石井さんに、一緒に声掛けしてもらうよう頼んだ。

 石井さんは機転を利かせ「俺もATM使いたいんだけど」と男性に声掛け。説得を試みるが男性は「役所から還付金が戻ってくるんだ」と通話をやめず、振り込みをしてしまう。続けてATMを操作しようとする男性に、石井さんは出てきた明細を見せながら「こんな夜に役所から電話は来ないし、これは振込明細だよ」と男性に指摘。約10分に渡る説得の間、野方さんの通報で警察官が店舗に到着。追加での詐欺被害を阻止した。

 「店員さんに言われなかったら気付けなかった」と石井さん。野方さんは「自分ひとりだったら声を掛けるのに躊躇してしまったかもしれない。良いタイミングで石井さんが来てくれて良かった」と振り返った。

管内で高額被害も

 神奈川警察署によると、今年管内で発生した特殊詐欺の認知件数は5月24日時点で16件。昨年同時期と比べて3件少ないが、1億円超の高額被害もあるなど深刻な状況は変わらない。最近は、SNSを使い著名人を騙る投資詐欺やロマンス詐欺も増えているという。

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