六角橋の地域交流イベント「キャンドルナイト」の開催に尽力した 池田 紫衣さん 神奈川大学4年 22歳
まちと関わる達成感
○…「この達成感は…街づくりをやめられない気持ちもわかるなって」。六角橋の初冬のイベント「キャンドルナイト」に関わって今年で2年目。2000個以上のキャンドルと老若男女が集う大学キャンパスの光景を前に、そんな言葉をつぶやいた。イベントを運営する団体の一つ「NPO法人まち×学生プロジェクトplus(まちかけ)」学生コーディネーターの一人として、セレストホールでの演奏会などの運営統括を担当した。
○…神奈川区役所でのインターンシップをきっかけに、区役所などが主催する地域活動講座「神奈川区地域づくり大学校」の8期生に応募した。当時は大学2年生。これまで全く知らなかった地域と向き合いながら、半年かけて地域活動のアクションプランを考えた。
○…この経験が元になり、3年生からまちかけの活動に参加。今回のキャンドルナイトではインスタグラムでの事前告知を担当したほか、セレストホールでのイベント運営統括として会場の空調から参加団体との連絡まで、全体を俯瞰する立場で関わった。キャンドルナイトのほかにも、まちかけとして近隣の中丸町内会の夏祭りや防災訓練にも関わった。80歳近い町内会役員らと一緒に焼き鳥を焼く経験などを通じて、地域活動のベテランならではの視点や姿勢を学ぶことができたと振り返る。春には卒業を控えるが、まちかけの活動は「顔を出せるときは出したい」と話す。
○…大学周辺のお気に入りスポットは、六角橋商店街の雑貨店「あけ/たて」とキャンパス近くのレストラン「おが屋」。「おが屋はハンバーグがすごく美味しくて。もう1回、いや卒業まで通いたいです」と笑顔を見せた。
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