新子安地域ケアプラザで5月15日、認知症当事者や家族らがコーヒーを飲みながら、日常会話を楽しんだり、日ごろの悩みを語り合う「ちぇりーカフェ」が開かれた。
カフエは、当事者や家族の支援、地域活動の担い手育成を目的に同ケアプラザが初めて企画。家族が認知症の人や地域の民生委員、ケアプラザのデイサービス利用者らが集まり、ボランティアが入れたコーヒーを飲みながら、日々の生活や趣味などの会話を楽しんだ。
苦労を分かち合う
浦島丘から参加した男性(82)は、5年前に認知症の症状が現れた妻(80)と2人で暮らしているという。「こういう場で介護をしている人の体験を聞けるのは良い。苦労を分かち合えることができれば」と話した。
参加者をもてなしたボランティアは、ケアプラザが行ったコーヒーの入れ方講座の受講者。この日が初の実践の場となり、コーヒーを丁寧にカップへ注いでいた。
同ケアプラザは「認知症の人が増える中、関係する情報をどう発信していくかが課題」と話し、今後も支援者を増やす取り組みを進めるという。さらに、ボランティアが地域活動の担い手となるような後押しも行う。
カフェは奇数月の第3木曜日午前10時から正午まで開く。次回は7月17日の予定。偶数月の第3木曜日は、さまざまな介護をしている人が集まる「介護者のつどい」を行っている。問い合わせは同ケアプラザ【電話】045・423・1701。
![]() コーヒーを入れるボランティア
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