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神奈川区 文化

公開日:2025.07.03

神奈川大学でベトナムイベントを開催 地域住民も参加

  • コーヒーの淹れ方を教える学生(左)

  • ベトナムのコーヒーの歴史について説明する学生

 神奈川大学は6月23日から28日まで「ベトナムウィーク」を六角橋の横浜キャンパスとみなとみらいキャンパスで開催した。講演会や民族楽器の演奏、ベトナム将棋大会など、ベトナムの文化や伝統、学術の交流が行われ、学生だけでなく多くの地域住民がイベントに参加した。

コーヒー体験も

 27日には横浜キャンパスでワークショップ「ベトナムコーヒーから考える珈琲産業について」が実施された。約15人の学生と地域住民がベトナムのコーヒーの歴史や、気候変動の影響で2050年までにコーヒーの適作地域が半減すると言われている「コーヒー2050年問題」などについて学んだ。その後実際にベトナムの伝統的なアルミ製フィルターを使用し、コーヒーを淹れた。

 同大学のイベントによく訪れるという地域の参加者は「ベトナムのイベントへの参加は初めて。飲食の仕事をしているので興味があり、来てよかった」と笑顔。ベトナムの歴史について説明した学生の大原千宙さんは「他国の文化に興味を抱いてもらうきっかけになれば」と話した。

 同大学では定期的に1つの国に焦点を当て、講義やワークショップを通してその国の文化を学ぶイベントを開催している。これまでイギリスやモロッコ、フィンランド、メキシコなどがテーマとなってきた。 

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