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神奈川区 社会

公開日:2025.10.09

仮想空間でお菓子作り
療養児と専門学生が交流

  • 画面を通じて参加者と相談する学生ら

  • 仮想空間で話し合った

 小児がんなどで療養中の子どもたちが、メタバースと呼ばれるインターネット上の仮想空間で交流するイベントが10月4日に行われた。「新たな居場所」の提供を目的に横浜市医療局がん・疾病対策課が企画したもので、これまでにもJAXA宇宙教育センターが開発した月面探査コンテンツの体験や、メタバース上でのおしゃべり会などを実施している。

 今回は自宅や病院などから3歳から18歳までの13人が参加し、横浜スイーツ&カフェ専門学校=西神奈川=協力のもと、学生と一緒に「お菓子作り」に挑戦した。

 参加者は4つのグループに分かれ、クッキーやマドレーヌといった中から、作るお菓子や味、トッピングなどを画面や音声を通じて相談した。

 考案したお菓子は実際に学生が製作して参加者に届けるほか、同校のオンラインショップでも10月14日(火)まで販売される。3歳の女の子から好きな食感を聞いてフィナンシェを提案した1年生の寺井ななみさんは「子どもが伝えてくれた『好き』を上手く形にして届けたいです」と話した。

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