神奈川区 社会
公開日:2025.11.20
市水道局
自動検針で実証実験
東電のネットワークを活用
横浜市が10月から、自動で使用水量を把握できる水道スマートメーターの共同検針の実証を行っている。
スマートメーターは無線端末を用いて、自動的に使用水量データを取得するもの。1時間ごとの使用水量を確認できるため、漏水などの早期発見、独居高齢者の見守りにも役立つと期待されている。
今回の実証は保土ケ谷区、西区、中区の一部の共同住宅などで導入が進められている。東京電力パワーグリッド(株)と協力し、同社のネットワークを活用することで自動で検針データが送信される仕組みだ。
市は2019年度にも緑区で技術検証を行っていて、28年度から市内全域での導入を目指している。市の担当者は「検針員の担い手不足や災害対応力の強化が見込める。市民が水量を確認する方法についても検討していきたい」とした。
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