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宮前区版 公開:2017年4月28日 エリアトップへ

来月世界選手権に臨むフロアボール男子U―19日本代表に選ばれた 猿渡(さるわたり) 成(なるみ)さん 区内神木在住 市立川崎高1年

公開:2017年4月28日

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「多くの人に競技を知ってほしい」

 〇…5月2日からスウェーデンで開催されるフロアボール男子U-19世界選手権の日本代表に選ばれた。半数が市内出身あるいは在住というチームの中で、最年少での選出だ。「こんな大きな経験の機会が得られて素直にうれしいです。体の大きい外国選手にどこまで通用するか試してみたい。しっかりコンディションを整えて臨みます」と、表情はあどけなさを残すも力強い口調にその意志が伝わってくる。

 〇…フロアボールは2020年東京五輪の追加種目候補にも挙がったアイスホッケーに近い競技で、激しい接触プレーもある。その接触を無くし子どもでも楽しめるようにしたネオホッケーをたまたま見て興味を持ち、小学3年からクラブチームでプレー。中学からはフロアボールが解禁となり、そちらを中心に。代表では、年上の人たちについていくことを「一番意識する」というものの、「自分のよさはゴール前のポジショニングや繋ぐプレー」と、堂々たる姿勢。「パスが通って点が入り、勝った時の快感が忘れられない」と満面の笑みだ。

 〇…この春から市立川崎高校の1年生。フロアボールはクラブチームで続けつつ、学校側の了承を得て体力づくりを目的にバドミントン部に入部した。それゆえ「休みの日は何を?」の質問に、「部活のない日はクラブで練習するので、ほとんど休みはないです」と苦笑い。だが、フロアボールに関わっている時間がとにかく楽しいという雰囲気が、言葉の端々や表情からも垣間見える。

 〇…「目標はA代表入り」。東京は逃したが、将来のオリンピック種目入りのためにも、世界で戦えるチームになり、もっと多くの人たちに競技を知ってもらうことが必須という。同時に今も行っている小学生らに教える活動も続けていく。「底辺からの普及こそ大事だから」。高校生とは思えない全体を見渡す力がすでに備わっている。

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