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横浜税関川崎外郵出張所 密輸防ぐゲートキーパー 覚醒剤、金、海賊版の取締強化

社会

掲載号:2018年5月4日号

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郵便物を検査する職員(上)と麻薬探知犬による検査
郵便物を検査する職員(上)と麻薬探知犬による検査

 川崎区東扇島にある横浜税関川崎外郵出張所は、海外から日本に送られる国際郵便物の9割の通関業務を行っている。密輸を防ぐゲートキーパー(門番)でもあり、海外旅行者が増えるゴールデンウイークは、覚醒剤や金、拳銃、偽ブランド品などの密輸取り締まりに力を注いでいる。

 横浜税関川崎外郵出張所は1953年、横浜港郵便局内に横浜外郵出張所として開所。現在は川崎東郵便局内に設置され、百数十人の職員が24時間体制で国際郵便検査や関税徴収などに取り組んでいる。

 望月光弘所長によると、日本に入ってくる郵便物の約9割を同出張所で取り扱っており、近年はネット通販の普及などで取り扱い量が増えているという。

 出張所に届いた郵便物は、X線検査装置や麻薬探知犬などで検査を行い、禁止物品を見つけ出す。国際郵便物を利用した覚せい剤や麻薬、危険ドラッグといった不正薬物の摘発件数は1日1件の割合で見つかるという。CDケースやキャンディーの中に大麻を忍ばせるなど、手口は多様だ。近年は金の密輸が深刻化。4月から罰則が強化されたこともあり、厳しい目を光らせている。

 大型連休は海外旅行者が増え、覚醒剤や麻薬をはじめとした不正薬物、金、拳銃、テロ関連の爆発物が持ち込まれる可能性が高まることから横浜税関は4月23日から5月10日までを「取締強化期間」に指定。同出張所は「渡航先で知らない人から中身の分からない荷物を預かってほしいといった頼み事には注意してほしい」と呼び掛ける。

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