新型コロナウイルスの感染拡大により、イベント中止などが発表されている。区内でも消費の落ち込みなどの影響が見えてきているが、負けじと奮闘する店主もいる。
時間短縮し対応
鷺沼の飲食店「イタリアンキッチン バンサン鷺沼店」では現在、ランチタイム、ディナータイムとも「目も当てられない状況」だという。
卒業式シーズンにもかかわらず「1クラス分ほどの中学生の駆け込みが1件あった程度」。軒並み予約はキャンセルで、先週末の貸切予約も3件キャンセルがあったが、営業時間短縮や人員を削減するなどして対応している。
自粛解除まで準備継続を
宮崎のフィットネスジム「ティップネス宮崎台店」では、来店者が6割程度まで落ち込んでいる。同店支配人によると、政府からフィットネスジムを名指しで避けるよう呼びかけがあったため客足が遠のき、勤務先から「クラスターの恐れがある」と禁止令が出ている人もいるという。新年度目前で、例年キャンペーンを実施するなど新規顧客の集客に努める時期だが自粛。人を集めてのプログラムは中止し、ジム・プール・風呂を開けているのみだ。
支配人は「稀に若年層のみでジムが賑わう時もある。いつも以上に消毒をしていてスタッフ一同手がボロボロに荒れている。それでも身体を動かしたい人がいつでも帰ってこられるよう、できることをして頑張るしかない」と話した。
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