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公開日:2026.04.03
北部市場 経営の持続性確保へ 川崎市が新プラン策定
川崎市は3月24日、2026年度から37年度までの12年間を計画期間とする「川崎市卸売市場新経営プラン」を発表した。同プランでは、水沢にある中央卸売市場北部市場について、「全国の卸売市場の改革モデルとなる広域的食品流通の拠点」を目指す方針を打ち出している。
市内には青果や水産物、花きを扱う物流拠点として、区内の北部市場と幸区の地方卸売市場南部市場がある。経営プランは、流通構造の変化や施設の老朽化などの課題に対し持続可能な運営を実現する指針となる。
共通の課題となっている施設の老朽化について、北部市場では、大和ハウス工業を代表とする企業グループにより市場機能更新事業が進められている。民間資金を活用する「PFI方式」による実施を計画中。また南部市場では26年度に「基本構想」の検討を進める方針だ。
場内事業者の黒字化
北部市場については、「場内事業者の経営力の底上げ」が、経営プランの基本戦略の一つとなっている。同市場では取扱金額は横ばいながらも流通規模は縮小傾向にあため取扱数量の底上げを狙う。市経済労働局の担当者によると、経営プラン推進に向け、取扱数量や金額の指標に加え、新たに仲卸業者の「黒字率」をサブ指標として設定。プラン最終年度の37年度には44社(73・3%)にまで引き上げる意向だ。
具体的な経営改善策としては、「産地開拓」と「商圏拡大」の2つを推進する。全国各地から取り扱う品目を拡充するとともに、新たな販路開拓に取り組むことで、場内事業者の財務状況の健全化を目指す。
東名川崎ICが近い北部市場は、流通ネットワークを支える広域的食品流通拠点として、全国の改革モデルを目指し、ハード・ソフト両面から取り組みを進めていくという。さらに今回のプランでは、経済的な側面だけでなく「社会的指標」も新たに設定された。イベント開催などの地域貢献をはじめ、環境負荷の低減、災害対応力の強化、そして徹底した衛生・安全管理などに取り組む。
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