神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2021年7月16日 エリアトップへ

電車とバスの博物館 B棟をシェアオフィス化 8月から個人向けに

社会

公開:2021年7月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
モハ510形の車内(同社提供)
モハ510形の車内(同社提供)

 東急電鉄は8月1日から、宮崎台駅徒歩2分にある「電車とバスの博物館B棟」を個人向けシェアオフィス化する。暫定活用期間は1年。開業に向け電車の客席や飛行機の操縦席でデスクワークができる環境を整備中。

 コンセプトは「大人がワクワクするアミューズメントシェアオフィス」だ。「このシェアオフィスでは、普段は味わえない電車の客席や飛行機の操縦席でデスクワークができます」と同社の広報担当者。アウトドア仕様エリアでは、外で働いているような開放感を演出するという。

 Wi-Fiやコンセント、飲食・ウェブ会議スペースを完備。座席数は30席。営業時間は毎週木曜と年末年始を除く午前9時30分から午後5時まで。利用料金は1時間200円(1日最大1000円)で、専用アプリの登録が必要となる。

 同博物館は昨年2月から、新型コロナウイルスの影響で休館となっていた。同社は施設の有効活用を進めようと、5月にプロジェクトを発足。テレワークに着目し、個人向けに働く環境を提供する「シェアオフィス」事業をスタートすることを決定した。

 B棟はこれまで、プラレールパークや運転体験ができるシミュレーター、東急の旧型車両、旅客機頭部などを展示。現在は8月1日の運用開始に向け整備中だ。旧池上駅や戸越銀座駅で使用していた廃材を再利用するなど、環境負担軽減にも取り組む。

 また、同社は7月12日から、武蔵小杉駅(中原区)と長津田駅(横浜市緑区)でも、旧定期券うりばを暫定活用した個人向けシェアオフィスの提供を開始。「新しい生活様式にしなやかに対応し、時代に即した社会価値の持続的な提供を目指します」とコメントしている。
 

YS-11の機内(同社提供)
YS-11の機内(同社提供)

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook