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公開日:2023.03.17

宮前署
お手柄警察犬を表彰
行方不明児発見に貢献

  • 森署長にジャーキーをもらうアサヒ号(左)

 宮前警察署(森一太署長)は行方不明となっていた男子児童の発見に貢献したとして3月8日、警察犬2頭とその担当署員を表彰した。森署長は「人犬一体となった信頼関係があってこそ」と功労犬と担当者を称えた。

 功労犬は、アサヒ号(ジャーマン・シェパード、雌5歳)とジゲン号(同、雄3歳)の2頭。区内で行方不明となった男子児童の捜索活動に従事し、無事に不明者を発見した。鑑識課警察犬係の担当者に連れられ、署長室で賞状とともに犬用ジャーキーが2頭に贈られた。

「無事が何より」

 行方不明者は小学校3年生の男子児童。2月18日に自宅を飛び出し、行方が分からなくなった。110番通報を受けて署員が自宅へ向かい、捜索したが見つからず、鑑識課の警察犬が出動し捜索に参加した。行方不明児童の靴とシーツの臭いを元に、遠方と近隣からの挟み撃ちで捜索したところ、アサヒ号が反応。引っ張る方向へ向かうと、自宅から40メートルほどの所で歩いている児童を発見。鑑識課担当者が声をかけ、保護した。

 森署長は「さすが臭いの捜査員。児童が事故や犯罪に巻き込まれることも、けがもなく無事でよかった」と振り返った。

 県警には警察犬が13頭おり、警察犬訓練所(横浜市栄区)で訓練している。犬は人の3000倍の嗅覚を持つといわれ、2頭は東京五輪時に爆発物の検索にあたるなど活躍。今まで10回ほどの表彰を受けている。

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