神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2023年5月26日 エリアトップへ

宮前区SDC 「つなぐ」からスタート 市民参加企画6月から

社会

公開:2023年5月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
昨年度のまとめ会議のようす=区提供
昨年度のまとめ会議のようす=区提供

 個人、団体の連携で地域の課題を解決する新たな仕組み・ソーシャルデザインセンター(SDC)の宮前区版、「みやまえBASE」が6月17日(土)から始まる。ゆるやかなつながりを作り、実現したいことや課題を持ち寄る、「つなぐ」機能から取り組んでいく。

 川崎市は、持続可能で暮らしやすい10年後の未来を描いた「希望のシナリオ」の実現に向け、コミュニティ施策を推進。その一環として、市民創発で、各区の魅力や地域課題の解決につながるプラットフォームとして、SDCの創出、実行を進めている。

 宮前区では今年度から、区内の誰もが参加可能な「みやまえBASE」を4カ月に1回ほど区役所大会議室で開催。テーマごとに参加者で意見交換や共有を行うほか、個人や団体の交流時間も設けられる。

 初回は2本のテーマを企画。「みやまえ吸い殻ゼロ作戦」では、BASE開催前に宮前平公園に集合し、ごみ拾い活動を行う(当日午前10時集合、申込み不要)。

 「みやまえキャンパスでジモトとつながろう」は区内の歴史を知ることができる体験講座で、「宮前にも古墳が!?」がテーマ。2回目以降は区内で実際に歩く予定もあるという。みやまえBASEの詳細、申込みは区ウェブサイト。

ゆるさ、気軽さ、変化

 宮前区では2018年から「希望のシナリオ」の実現プロジェクトを始動。区内の活動や資源を出し合った「活動相関図」の作成、現地ツアー、めざす方向の検討などを経て、昨年度はSDC立ち上げに向け具体的な案を検討。定年間際の人やママ世代などが参加する立ち上げワーキンググループが会議や視察を計21回行い、話し合いを重ねてきた。

 宮前区SDCが大切にしたいのは、「ゆるさ」「気軽さ」や、「ニーズの変化に応じて変わっていくこと」。立ち上げワーキングメンバーの一人、小川淳さんは「いろんな人の話を聞く場となり、参加者同士で何かつながりができて、日常会話から課題解決につながれば」と展望を話す。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook