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宮前区 経済

公開日:2023.07.28

川崎、氷見両商議所
友好提携15年で祝賀会
記念講演も

  • 講師の加来耕三氏の話に聞き入る参加者

 川崎商工会議所と氷見商工会議所(富山県)の友好提携15周年を祝うパーティーが7月20日、高津区内のホテルで開かれ、会員ら120人が出席した。

 両商議所は氷見生まれで「京浜臨海工業地帯開発の父」と呼ばれた実業家・浅野総一郎の生涯を描いた映画『九転十起の男』の製作をきっかけに交流が始まった。2008年7月20日に友好締結。職員の人事交流や氷見市の寒ブリを味わう懇親会(川崎商工会議所工業部会主催)のほか、かわさき市民まつりやJFEふれあいまつりに氷見市が出店し、特産品を販売している。

 あいさつに立った草壁悟朗会頭は「友好締結は当時のリーダ氏のエネルギー熱量が大きかった」と称えた。友好締結の節目がアフターコロナ元年にあたるとし、さらなる交流発展に期待を寄せた。

 寺下利宏氷見商議所会頭は「職員の人事交流が氷見にとっての大きな財産となっている。中小企業の多い氷見にとっては正念場。努力と度胸で難局を乗り越えながら、これからも友好提携を続けていきたい」と語った。

 記念講演では歴史家で作家の加来耕三氏が「偉人たちの決断」と題して講演。浅野総一郎の足跡を振り返りながら、歴史の活用法を伝授。経営者には立ち止まってものを考える習慣を身に付けることや飛躍する論理を捨てる、数字を重視することの大切さをを説いた。

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