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宮前区 人物風土記

公開日:2023.11.10

蔵敷昭和会の会長として50周年記念式典を開催した
猿橋 直樹さん
菅生在住 49歳

義父の思い胸にきざみ

 ○…かつて蔵敷地区には地域活動を支える青年会があった。都市化により解散を余儀なくされたが「地域の発展のために」と有志が立ち上がり再結成を呼びかけた。初代会長は義理の父。あれから50年。21代会長として盛大な記念式典を行った。「義父は2月に他界したので、親子共演ができず残念。私のような地方出身者にも温かい地域だと思う。家族も含めて和気あいあいと楽しめる活動をしていきたい」と柔和な表情で話す。

 ○…新潟県生まれ。人見知りで、目立つことが苦手な性格だった。「ごく普通の少年。会長なんてやるタイプじゃなかったよ」。工業高校を経て高等専門学校で機械を学んだ。卒業後、川崎市内にあるプラント建設の会社に就職。「街には自転車が多くて驚いた。まるで映画で見る中国のような雰囲気だった」と当時を振り返る。

 ○…社内恋愛で28歳のときに結婚し、妻の地元である宮前区に居を構えた。「私の故郷よりも地域のつながりが深かった」と第一印象を語る。20年前に昭和会に入会、消防団では班長を担う。息子が通った菅生中のPTA会長も務めた。サラリーマンと地域活動の二足のわらじを履く多忙な日々を送るなか、出張先から会合のためだけに一時帰宅したこともあった。「上に立つのは得意じゃないが、頼まれると嫌と言えない」と人の良さがにじみ出る。

 ○…家でゴロゴロするのが至福のとき。地域活動が趣味だと言い切る。「好きなことをやれるのは支えてくれる妻や仲間のおかげ」と感謝も忘れない。くしくも昭和会が発足した年に生まれた。「縁あってこの地で家族、地域、会と出会った。これは偶然ではなく必然。そう言える人生を送っていきたい」と新たな一歩を踏み出す。

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