「神奈川県中学校駅伝競走大会」が11月3日、八景島・海の公園周回コース(横浜市金沢区)で行われた。市代表の宮崎中学校(男子)がアンカー勝負を制して4位に食い込み、関東大会への出場権を手に入れた。
宮崎中は10月に駅伝チームを編成。陸上部をはじめサッカー部などから25人が選抜され、そのうち9人が本大会にエントリーされた。
川崎市大会3位で県大会に臨んだ宮崎中。顧問の荒谷希海教諭は「昨年13位だった県大会の雪辱を果たそうと練習に励んできた。突出した選手はいないが、力のあるチーム」と評する。
男子は58校が参加し、6区間(19・95キロ)で競い合った。1区の露木知義さん(2年)からタスキを受け取ったエースの2区・齋藤大輝さん(3年)が、区間3位の素晴らしい走りを見せ12位まで引き上げた。3区・岡根谷耀優さん(3年)、4区・中戸大河さん(3年)も力走し5位まで順位を上げ、5区・芦田怜也さん(2年)までタスキをつないだ。
関東大会出場の行方はアンカーの中村達睦さん(3年)に託された。全体6位でスタートした中村さんは、「みんながつないでくれたタスキ。絶対に関東に行こうと思って走った」。仲間たちの大声援を受け、ゴール前約20メートルで2人目を抜き去り、関東大会の出場権が得られる4位でゴール。ラスト勝負を見越し、短距離選手の中村さんをアンカーに配置したことが奏功した。「12月の関東大会でも入賞したい」とメンバーは声をそろえる。
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